たんぱく加水分解物は、肉や大豆たんぱく、小麦たんぱくなどを酸や酵素で加水分解した、様々なアミノ酸を含む食品素材です。食品添加物ではありません。
たんぱく質はたくさんのアミノ酸がつながってできています。たんぱく質を加水分解という比較的単純な加工を行うことでアミノ酸が遊離し、様々な味を得ることができます。
1970年代後半には、塩酸を使う製法の分解物中に「クロロプロパノール類」が含まれていることが問題とされました。
日本生協連でも、2003年に
Q&Aを作成し、自主基準について説明しています。
その後業界での技術革新が進み、製造工程において不純物を低減する技術が確立された事から、安全性懸念はないものと考えられ、パルシステムにおいても特段の制限はしておりません。
パルシステムのPB品で用いる場合は、不純物が生成されない自己消化法や酵素分解法を推奨しております。