原材料表示にある『たんぱく加水分解物』とはどのようなもの? 安全性はどうなのか。

2024/3/15更新

たん白加水分解物は、「たんぱく」を含んだ原料(肉や魚の加工で残った部分)や大豆たんぱく、小麦たんぱくなどを加水分解したアミノ酸です。
一般的なこの加水分解法は、酸を用いる方法が一般的です。
アミノ酸を分解後の酸はアルカリで中和し、食塩として除去します。
分解して中和しているだけなので、昆布エキスなどと同様に食品です。
1970年代後半には、分解物中に「クロロプロパノール類」が含まれていることが問題とされました。
日本生協連でも、2003年にQ&Aを作成し、自主基準について説明しています。
パルシステムのPB品で用いる場合は、不純物の育成されない自己消化法や酵素分解法を推奨し確認しております。
その後業界での技術革新が進み、製造工程において不純物を低減する技術が確立された事から、安全性懸念は無い物と考えられ、当会においても特段の制限はしておりません。
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