缶詰の賞味期限は法令により「年・月」の表示が義務化されており、「日」までの表示はメーカーの任意です。そのため現在、国内流通している缶詰の賞味期限表示は以下2通りがあります。
「年・月」表示のもの
「年・月・日」表示のもの
さらにその表示の仕方も「西暦は4桁か、下2桁か」、「年月の間に点があるか、ないか」等、メーカーごとに様々です。この表記方法はメーカーによって、表示打刻機の性能が異なる為、表示総桁数と文字表現のパターンが異なるからです。
パルシステムでは2017年、ある缶詰に 200101 と表示がされていたため、「2001年1月の賞味期限のものが届いた」というご指摘を頂いたことがございましたが、調べてみるとその商品の期限表示は「年・月・日」表示の商品で、「西暦下2桁」と「月日」の組み合わせで表示されていました。
①2020年の下2桁(=20)
②1月1日(=0101)
これらの組み合わせで 200101 という表示になっていたのです。
以下の写真は賞味期限200803となっていますが、賞味期限が2008年3月ではなく、2020年8月3日を意味しています。
賞味期限については、パルシステムセットセンターに納品された際に問題がないか点検を行ってから、組合員別にセットしております。お召し上がりいただくまでに十分な期間があることを確認してお届けしておりますので、ご安心ください。
ご説明した上記のパターンのように、現実的にはあり得ない賞味期限が印字されている場合は同様の事象が原因である可能性が高いですが、ご不安である、またはご不明な点がございましたら、以下よりお問い合わせください。
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